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「LINE サービス向上のための情報利用に関するお願い」への同意と変更する方法

先日LINEがバージョン8.0.0にアップデートされ、初回起動時に「サービス向上のための情報利用」と「改訂されたプライバシーポリシー」への同意画面が表示されるようになりました。

「改訂されたプライバシーポリシー」に関しては、同意しなければLINE自体を使うことができませんが、「サービス向上のための情報利用」については拒否をすることができます。

「サービス向上のための情報利用に関するお願い」全文

情報利用に関するお願いは以下の通りだ。

LINEは不正利用の防止、サービスの提供・開発・改善や広告配信を行うために以下の情報を利用します。友だちとのテキストや画像・動画などのトーク内容、通話内容は含みません。
これらの情報は、LINE関連サービスを提供する会社や当社の業務委託先にも共有されることがあります。また、今回の方針変更に伴い、プライバシーポリシーも変更されます。

 

  • 友だちとのコミュニケーションに関する以下の情報
    – スタンプ、絵文字、エフェクト・フィルター
    トークの相手、日時、既読、データ形式、取消機能やURLへのアクセスなどの利用状況
    – タイムラインの投稿内容、周辺情報(「自分のみ」の投稿は周辺情報のみ。周辺情報とは、投稿日時、投稿されたコンテンツの形式、コメント欄のスタンプ、観覧時間等です。)
    ※送信取消されたものも含みます。
  • 公式アカウントとのトーク内容を含むコミュニケーション
  • LINEが提供しているブラウザ、保存や共有といった各種機能の利用状況
    トークルームで保存や共有といった機能を使った場合、その対象コンテンツのデータ形式等も利用できます。
  • LINE経由でURLにアクセスした際のアクセス元情報
    例えば、友だちとのトークルームからアクセスした場合、そのトークルームのことを指します。
  • この他、「通知メッセージ機能」もご利用いただくことが可能です。   

LINEサービス向上に同意すると危険があるのか?

これは「不正利用の防止、またサービスのさらなる改善・開発等のため」として、特定の情報利用に関して、ユーザーに同意を求めるもの。対象となるのは友だちとのトークルームにおける相手や日時、URLへのアクセス状況のほか、タイムラインへの投稿内容や日時などが挙げられている。同社いわく「友だち(ユーザー)同士でやり取りしたメッセージや画像・動画などの内容、通話内容などは含みません」としているが、同意することにチェックが入った状態で画面が表示されることから、よく確認せずに同意したユーザーも多く、あとから取り消し方法を探すユーザーは後を絶たない。こうしたニーズに応えるべく、取り消し方法をまとめた記事が次から次へと出現しているというのが今の状態だ。なお、同時にアナウンスされているプライバシーポリシーの変更は同意しないと以降のLINEの利用ができなくなるのに対して、情報の提供は同意しなくともLINEは引き続き利用することが可能だ。